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年に1度のお楽しみ、M-1が終わった。

4分間大爆笑したのは笑い飯の1ネタ目のみだった。
去年と今年は、「爆発的な笑いこそないが上手い」というコンビが優勝している
というのが個人的な感想。

今回も、笑い飯の決勝のネタが、悪い癖の出た方のネタだったので
結果優勝したコンビには何の文句もない。

しかし、上手いから高得点というのは、わかるのだが、納得はいかない。
この流れは去年から顕著になったと感じており、M-1との距離感を感じ始めた。

不況の煽りを受けて低レベル化、インスタント化してきたお笑い界において
笑いを「わかっている」人たちが、それぞれの物差しを持ち込んで
本当に面白い芸人を評価する、という趣旨(だと勝手に思っている)で始まった
M-1だが、M-1という企画の持つ影響力が大きくなる一方で、お笑いを愛する
熱心なファンとの距離はむしろ離れていってはいないか?それともそれは
単に僕が「頭の固いお笑いファン」だからなのか。。

技術の上手い下手はもちろん大事だが、もっとも大事なのは
「腹を抱えて笑えるかどうか」だと思っていて、特にここ2年の点数の付き方は
そういう意味ではやはり「技術偏重主義」なんだと思えてならない。

技術やテンポは練習で(ある程度)どうにかなるものだが
笑いの爆発力は、感性・センスによるところが大きくて、オリジナルなものだ。
(もちろんその爆発力を高めるために、技術が必要になってくる。)

つまり、まずはネタが単純に面白いか、そしてそれを生かす技術があるか。

そういう意味で、単純に爆笑できるネタをやれる「センスのある」芸人が
優勝できないのは、仕方ないとはわかっているけど、やっぱりさびしい。
(NON STYLEもパンクブーブーも上手くて面白かったとは思うけど。)

笑い飯の決勝用のネタのチョイスには、それは本当に残念な思いで
今年も年末を迎えることとなった。

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RICOH GXR | GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO

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